旅から帰ってきて、朝起きれない時差ボケじゃなく、朝早くから目が覚めてしまう逆時差ボケになったのもつかの間、
おとといは眠くって20時頃に寝て、次の日11時頃に起床、という高校生みたいな睡眠時間だったのが昨日。
その後、メールのチェックをしたり、PCの前で16時過ぎまで…。
さすが夕べはなかなか寝付かれませんでしたが、今朝は一応ちゃんと普通に起きれました。
4月から普通のお仕事をはじめるので、これならいけるでしょうか。

さて、私は冬のヨーロッパが好きでした。
雪で白くなって、吐く息が白くって、寒くってほっぺたが痛いくらいの。
でも温暖化でしょうか、2月の末にドイツに着いた日は、暖かくって暖かくって。
ダウンなんて全然必要なし。
3月に日本に戻った時用に持っていった薄手のコートで十分でした。

それでもさすがツェルマット。
ここはー10℃にはなったので、ダウンや毛糸の帽子が活用できました。

丸めても固まらないさらさら雪。歩くとキシキシいう雪道。

やっぱ、このくらいでないと、ね。

それからマッターホルン

てっぺんまで見れる日ってそうない、という話し。
きれいに晴れてよく見えました〜。

さて、探してた、バッハのバイオリンパルティータのラフマニノフ編曲版をフライブルクで見つけてきました。
今日は朝から弾きまくり。
ラフマニノフ・プレイズ・ラフマニノフのCDを聴きながら、なるほどこうか、と思いながら練習しています。
バッハの編曲はいろんな人がしていますが、特に有名なのはブゾーニでしょう。
ブゾーニ版のシャコンヌも練習しているものの、こちらはなかなか手強い。
また、正統的です。
ラフマニノフの曲は聴いてる分にはきれいだが、弾きはじめると、さすが精神病者の曲、こちらも狂いそうになるのがほとんどですが、
あの「私の音楽は神の栄光のため」と言ってのけているバッハの曲となると、大変健康的です。
でも一瞬見え隠れするラフマニノフ色がまた良い。
良いですよ。

それから、行き詰まった時に聞くのはバッハのミサ曲ロ短調、第2曲のキリエです。
これは大音量で聞くに限ります。
ちょうど、両親が出かけてくれたので、ひとりで(ぽんちゃんと)聞きました。

数年前にライプチヒのゲヴァントハウス管弦楽団がトーマス教会の合唱団と共に横浜に着た時、マタイ受難曲を聞きに行って、
その時買ったCDです。
男の子だけの合唱団です。
彼らの演奏を聴いて、「女はかなわんな」と思いました。

いつかライプチヒで聞きたいものです。