仕事を辞めてもうすぐ2年になります。
この先どうなっていくのか、今までになく不安になっていました。

辞めなければ毎日の生活も、将来の年金もほぼ確実に保証されていたのに、とか、あのときもっと違う対応をしていれば、とかいう、もう過ぎ去ってしまってどうしようもない過去のことにくよくよしたり、これから先、再就職することを考えると、何か資格を取った方がいいのだろうか、とか、それとも臨時で即仕事をした方がいいのだろうか、とか、考える必要はあるけれども、考えれば考えるほど焦ってしまったりしていました。

つまり、前にも進めず、後ろにも戻れない状態です。

今日も「日々のことば」に励まされましたので、ここに覚え書きとして残しておきたいと思います。


「恐れてはいけない。しっかり立って、きょう、あなたがたのために行なわれる主の救いを見なさい」出エジプト14:13
 有名な紅海横断の箇所がある。出エジプトを果たしたイスラエルに、前は紅海、後ろは追っ手、エジプト軍えり抜きの戦車部隊とエジプトの全戦車が迫って来た。 前進も後退も出来ない。まさに身動きの取れない、断崖絶壁の窮地であり、絶体絶命であった。しかし、主はこの事態の目的を「わたしの栄光を現わす」ため、「民は大いなる御力を見たので、主・・を信じた」、つまり「神の栄光が現れるため」「民の信仰が強められるため」と言われた。

 私たちも信仰人生の中で、絶体絶命の窮地に立つ事がある。全くどうして良いかわからない、身動きの取れない状況に陥る。しかし、まず落ち着こう。 「恐れるな」「しっかり信仰に立て」「わたしが戦う」との御言葉を受け取り信じよう。神は海の真ん中に道を造られた。

 道無き所に、道を造られる。

 必ず道ができ、絶体絶命の事態を導かれる。耐えられない試練は、まず目の前に来ない。神の栄光とは、神にしか出来ない事が起こり、それがまさに神である事がわかる事だ。
 ある人は経済的窮地に陥り、生計立たず、途方に暮れた。しかし「恐れるな、信仰に立て、わたしが戦う」に乗っ取って必死に祈った。 するとピッタリの仕事が向こうから来て、皆で神の栄光を拝した。

 窮地は機会、今窮地なら、神のチャンスだ。

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 最悪の状況の中で、この状況を動かしておられる神様に目を転じるなら、心は不安や恐怖から守られる。そして、その時から神様の栄光を待ち望めるよう変えられる。しっかり信仰に立って見ていよう。