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昨日の土曜、大学時代のサークルの仲間のひとりが結婚して、
その二次会に行って来ました。
披露宴から参加している仲間と、それからやはり二次会から参加する仲間と合流し、
一番長い人で15年ぶりの再会をしました。
その中には大学の時に付き合っていた人もいました。
付き合っていたと言っても、まるで中学生か高校生のつきあいみたいなものでしたけど、
やはり、他のメンバーと会うのとはちょっと違うものです。
卒業後同じ職種につきまして、
私は4年前に辞めましたけど、
ヤツは何年かチャレンジした末、採用になって、今も続けています。
私とヤツは、似たもの同士だったのかなぁ、と思いました。
というのも、その仕事に就いて、同じような苦労をして、
その苦労に対して同じような考え方をして、
そして同じような対応をしていることが分かったから。
違いは、私は続けられなかったけど、
ヤツは続けている、ということです。
やはり男にはかなわないのかもしれません。
新幹線や東北本線が止まったり運休したりで、
二次会そのものの開始時間が1時間ほど遅れましたが、
懐かしい懐かしい仲間たちとの再会の喜びに、
時間を忘れ、気付いたら10時半を過ぎていました。
3次会は行かず、車を走らせ家へ帰り、
バッハのピアノコンチェルトの一番を聞きながら車をとめ、
外へ出ると、こぼれるような星空でした。
「…こんな話ができるようになるとはね。」
ヤツとの穏やかな再会に、
また、まぶしすぎる思い出に、
またしても涙が出る、
大人になったわたしです。